関節リウマチがひどい場合は手術が必要?

関節リウマチには様々な治療方法があり、選択肢が多いというメリットがあります。
外科的なアプローチ以外にも治療方法はありますが、進行度合いによっては手術をした方が日常生活をより快適にするでしょう。
関節に滑膜が浸潤することによって、関節の変形が目立つようになる患者もいます。
関節の変形は手足の動きを制限するため、日常の動作に不便を感じるデメリットが多くなります。

また、関節の亜脱臼が起これば自由に動かせる角度が狭くなるのも不便なところでしょう。
関節にトラブルが起こると、人工関節に置き換えることでデメリットの解消を検討します。

また、その他の手術方法があるので症状に合わせて医師と相談していくと安心です。
膝や股関節の人工関節はサイズも大きく強度が十分であり、以前から推奨される方法なので利便性が高くなっています。
しかし、手指や手首に用いるタイプは、サイズが小さく強度に若干の不安があると指摘されているので、慎重に検討することが促されるでしょう。
年々開発が進み、いずれは手指・手首の人工関節もより強度の高いものができる可能性はあります。

手術の場所や内容によって、入院期間に相違があることも把握しておきましょう。
例えば、親指の付け根のリウマチの手術に、関節固定術があります。
この場合、おおむね3日間程度の入院で手術を終え、後は通院で経過観察するのが目安期間です。
足や股関節の場合、安静に必要な期間や歩行可能になるまでの期間も知っていると生活の支障を最小限にできます。

このように、病院でのリハビリと自分で実施するリハビリの内容がわかれば、スムーズに元の生活に戻れるため、あらかじめ確認しておくことが重要です。
リウマチの症状が進行したときでも、様々な手術を用いて生活レベルの維持を促進できるので、患者本人も安心して治療に臨むことができるでしょう。
家族や職場など周囲のサポートがあると、安心感が強まります。

具体的な手術の内容は?

リウマチの症状が進行すると、滑膜の浸潤によってスムーズな動きが難しくなります。
ところが、手術によって不便さを解消できるので、医師と相談しながら選択していきます。
痛みを軽減したり、関節の動きを取り戻したりするために外科的なアプローチが選択されることが多いです。
その具体的な方法は、4つあるので特徴を理解しておくと安心です。

人工関節置換術
主に股関節やひざなどの症状を緩和するために用いられ、関節そのものを人工的なものに置き換えて痛みの緩和と可動域の確保が目指せます。
関節固定術
関節の亜脱臼が起こった場合の関節固定術も良く知られている方法です。亜脱臼によって既に可動域が狭くなっているなら、その部分を1本の骨としてつなぎ合わせても、現在以上の不便さは感じなくなるでしょう。そして、炎症や骨の摩擦によって起こる痛みを緩和します。骨の内部にボルトを入れて補強する他、ワイヤーでの固定も可能なので骨折の恐れはほとんどないと考えて構いません。
関節形成術
変形した関節の形を整えて痛みを軽減できます。
滑膜切除術
痛みの発生源となる滑膜を取り除く処置ができます。この滑膜切除術では、切開もしくは内視鏡での手術方法が選べます。

それぞれに術後の回復期間や感染症リスクの違いがあるので、医師に質問しながら疑問点をクリアして選択するのがベストな方法です。
痛くてできなかった動作が出来るようになったり、支えられなかった自分の体を支えられるようになったりすれば、生活面のデメリットがかなり少なくなるのが利点だと言えるでしょう。
最も重要なのは、手術前後の綿密な治療計画だと言っても過言ではありません。